2016年4月4日月曜日

新年度到来!

こんばんは!


HPリニューアルに伴い、トップページからブログ記事に直接飛べるリンクを無くして以降、ほぼ管理人しかアクセスしていないんじゃないかというくらいほとんど人目に触れていないブログですがこっそり更新します!


まずは先月11日に行われた上映会のご報告。

3月11日金曜日、13時からせんだいメディアテークにて自主映画上映会『ふきのとうが咲く』を開催いたしました。

平日日中であるだけでなく、この東北の地において特別な日に開催することになり、期待していたほどの集客はあまり得られませんでした(広報の私の努力不足でもあります。猛反省。)が、 それでもNHKEテレ「東北発☆未来塾~映画のチカラ~」で製作した『ゾンビプラネット』を始め、フレッシュな作品群にはアンケートを見る限りではなかなかの好評をいただくことができ、大変うれしく思います。

とはいえ今回の上映会、序盤の作品を上映している最中にプログラム後半のディスクを焼いているという完全な綱渡り状態での開催でした(これまたエンコード担当の私の準備不足であります。猛反省。)。結果的にプログラムの最終作品は、上映予定20分前にディスクは完成したものの、会場の再生機器では読み込めないというトラブルに見舞われ、お蔵入りとなってしまいました。情けなし。

ただ、近頃映画部で使っているパソコンの調子が悪く、思うように作業が進まないことも事実です。
考えられる原因としてはメンテナンス不足、老朽化、等々ありますが、以前使っていたUPSが(おそらく老朽化で)故障し、パソコン等々をサークル棟のコンセントに直結させるようにして以降、原因不明のブルースクリーンやブラックアウトが頻発しているので、部室の電流環境も劣悪なんじゃないかと個人的には疑っているところです。
また、今もなお部で主に使われているAdobe CS5.5もいよいよ時代遅れになってきた感が否めません。とくにディスク作成に使っているEncoreでの原因不明のエラー発生率や書き込み失敗率の高さと言ったら・・・。

今後の映画部の活動のことを考えると、Creative Cloudの導入も検討の余地がある気がしますが、インターネット環境が備わっておらず、個人の有するモバイルルーターの電波環境も劣悪なのでどうにも手を出せずにいます。あとWindowsは7のままがいいんですが今後どうなるんですかね・・・。


そんな内情はさておき、今回の上映会の目玉となったのは何と言っても『ゾンビプラネット』でしょう。本編たかだか10分少々の、そして所々まだ未熟さの目立った短編映画でしたが、井筒監督をも唸らせたR氏の斬新なアイデアと、16mmフィルムで撮る緊張がそのまんま伝わってくる本気度の高い映像・演技のおかげか、二度見ても楽しめる、むしろ二度目の方が訴えかけてくるものがあるという風な声を多数いただきました。
しかしながら、テレビ番組では、作品の要となるOPとEDだけのダイジェスト版の放送となったので、一般の方々が全編ご覧いただけるのは、この上映会が最初で最後の機会となってしまいました。「告発」映画としての役目を果たすには、上映の場が小さすぎたのもまた事実です。
今回の上映会のアンケートではもっと多くの人に見せるべきといった声や、テレビ放送を受けて全編見たかったという声など、ありがたい(と同時に申し訳なく思う)お言葉を多数いただいておりますが、この作品、著作権が、われわれデパルマだけでなく、NHKにも属する以上、私たちの自由に扱える作品ではないことをお許しください。(100万円規模の製作費の全額をNHKが負担して下さったので我々として異論はありません)

ただ、これからの新歓シーズン、新入生向けには、『ゾンビプラネット』を映画部室や文フェスで上映する方向で考えています。興味のある東北大の新入生の方がもしいらっしゃったら、そのような機会にぜひご覧いただければと思います。また、近々公式HPのWORKSコーナー内に、ゾンビプラネット特設コーナーを設けようとも考えています。 完成し次第お知らせいたしますのでお楽しみに。


上映会後はデパルマも一旦春休みといった感じであまり目立った活動はしていません。何やら部室にPS4が導入され一部の部員は部室に通い詰めているようですが・・・笑
先日、ようやくGO∞HIPさんのライブDVDが完成し、お届けすることができました。(とはいえ、ここでもEncoreのトラブルによりGO∞HIPさんには大きなご迷惑をおかけしてしまいました。申し訳ありません。)本編映像は順次GO∞HIPさんのYouTubeアカウントに投稿されていくそうです。ぜひご覧ください。



いよいよ新歓シーズンです。今年の新歓は、映画部に顔を出してくれた新入生の方々にもっと自主映画を楽しんでもらおうと、映画制作参加型のプランを用意しています。運営主体になる後輩たちよ、頑張れ!そして映画部に興味のある新入生の皆さん、ぜひ遊びに来てください!




いい加減ちゃんとこういう広報活動を引き継がなくてはと思いつつ結局自分でやってしまう老害でした。ではまた。




とむ

2016年2月21日日曜日

上映会迫る!

こんにちは。


少しずつ春の兆しが見え始めている今日このごろ。
私たちの次の上映会まで、残り3週間を切りました。

未来塾に全勢力を注いだ1月が終わり、すぐさま次なるステップへ、、、
とはなかなか行かないのがこの時期の哀しいところです。

テスト期間で忙しいのはもちろんのこと、上級生は就活を始めなければなりません。
そして、卒業する先輩たちを追い出す別れのシーズンでもあります。

未来塾で学んだことを早速総動員して、番組内で企画した別の作品も撮ろうとしていましたが、
さすがに上級生には時間が足りないようです。今回の上映会での上映は断念いたしました。

一方で、未来塾には参加しなかった1~2年生の次なる世代がいま、
春休みの時間を存分に使って活発に作品制作を始めているようです。
なかでも新入生のK氏は、第10回TOHOシネマズ学生映画祭のショートフィルム部門に出品。
自力で作り上げたこの作品は、上映会「ふきのとうが咲く」でも公開する予定です。
先輩方から受け継いできて、未来塾で再び研ぎ澄ませた自主映画のノウハウというものを、
こうした熱意ある後輩たちに授けていかなくてはと思います。

というわけで、今回の上映会は、未来塾制作作品『ゾンビプラネット』に加え、
多数のフレッシュな短編作品を披露できることになりそうです。
途中入退場自由ですし、短編が続きますので、どうぞご気軽にご来場下さい。


大した近況報告もありませんでしたが、今回はこの辺で。
上映会に向けた活動状況など、今後Twitterを中心に更新していきますのでお楽しみに。





広報  とむ

2016年1月28日木曜日

未来塾ロケ終了

こんばんは


12月24日に始まったNHK教育『東北発☆未来塾~映画のチカラ~』(3月放送予定)のロケは、開始からちょうど一ヶ月経った今月24日に無事(?)終えることが出来ました。

詳細はネタバレになってしまうので今はまだ伏せておくことにしますが、昨月24日に初めて講師の井筒和幸監督にお会いしてからというもの、本当に映画漬けの密度の濃い時間を過ごしました。

12月25日に課題が提示された後、28日に作品の構想発表会、翌5日に仮の脚本完成、そこでのアドバイスを踏まえて撮影前夜まで脚本の改訂作業が続き、9日~11日にかけては仙台市内の公園などで早朝から21時ころまで延々と撮影、14日からは編集作業が始まり、19日の0号試写、そして追い込みの編集と追撮を行い、24日の完成試写会と、映画制作の始まりから終わりまでをギュッと一ヶ月に圧縮したロケでした。

今回制作した作品は、参加者のR氏がもともと練っていた構想を基にしたものでしたが、井筒監督の挙げたある三原則に則った作品になるよう、何度も何度も改訂を重ね、初日、二日目の撮影が終わった後にも夜中に改訂作業を行い、最後のシーンを撮影するその瞬間まで脚本・絵コンテが変わり続けました。ただ、あとから見直してみると、慣れない共同作業・未熟な構成力もあって、削るべきでないところまで削ぎ落としてしまったり、場面設定や展開を優先するために不自然な演出になってしまったりする部分も多々ありました。それら僕らではなかなか気づけない問題点も、井筒監督やサポートに来てくださった技術スタッフの方々は即時に鋭く指摘して下さり、的確な助言を与えてくださって、ただただ感服するばかりでした。

面白かったのは、撮影三日目の、主人公とヒロインの大事なやり取りの場面。それまでもカップルらしさの演出が全くできておらず、苦労の連続だったのですが、やはり決定的場面なのに演出が不十分で、撮影テストの段階で行き詰まってしまいました。
呆れたスタッフの助監督の方が、「おまえたちは彼女いないのか?」と問いかけるのですが、デパルマメンバー一同は黙りこくる以外にありません。だって、いないんですもの…。
そもそもろくに彼女もいた事ないのに、カップルを描こうとした段階で間違っていたのです。ましてその間違ったカップル像を出演してくれた方に演じてもらおうなんて無理があります。
で、助監督の方、主演を努めてくれた演劇部のC氏に「おまえは彼女居るだろ?」と聞くと、C氏、即答で「います!」

もうその場にひれ伏すしかないデパルマメンバー。

演技指導というのは、こっちの見本を演者に真似してもらうのではなく、こういう場面、こういう感情、こういう動機、というのを演者に的確に伝え、演者の思うように演じてもらうことだったんですね…。そのシーンも、C氏なりのアクションを演じてもらうことで、なんとか撮り終えることが出来たのでした。


映画制作は非常に緊張の伴うものでした。一つのカットに長い時間をかけて、緊張の一瞬を切り取るのは初めての経験でした。3日間で3キロも痩せたというR氏は、撮影現場の緊張で血の気が引いて膝から崩れ落ちる場面も。他にも、寝ながらにして嘔吐してしまう部員、毎日1時間程度しか睡眠が取れていないのに日に日に元気になっていく部員、食欲が失せて玉子焼き一口で撮影を乗り切った部員、、、こんな経験、多分二度と出来ないのではないかと思います。

参加メンバー7人が一つの作品を作るにあたって、完成像を共有するために、何度も何度も議論を交わし、価値観をぶつけ合い、そうしているうちにお互いの得意不得意、長所短所が見えてきて、自然とチームでの役割も固まってきて、仲間のチカラというものを再認識させられました。
一人で自分の撮りたいものを自分の好きなように撮るのもいいけれど、その作品も、この部のメンバーの力を借りてみんなで作れば、もっともっといいものに、もっともっと自分の思いを伝えられるものにしていくことができるはずだと思い知りました。

今回、自分たちのあまりの技量不足に愕然としてしまった部分も多く、生半可な覚悟で作品を撮るのが難しくなってしまったような気もしますが、だからこそ、今回の映画制作を通して見えてきた、この部のメンバーでよりよい映画を創る方法というものを、これからの世代に繋いでいけたらいいなと思います。



そのためには、もっと部員を増やさなければ…。継承者が欲しい…!


テスト期間なので部室に顔を出す連中がぱったりと減ってしまいましたが、僕らの上映会もあと一ヶ月ほどのところまで迫っています。僕らの春休みを、もっともっと映画に染めていきたいものです。来場してくださる方々に、いい作品をお見せできるよう、頑張ります。







とむ

2016年1月7日木曜日

未来塾ロケ進行中

どうもこんばんは(おはようございます?)



24時間営業中のデパルマです。

現在参加しているNHK教育『東北発☆未来塾~映画のチカラ~』ですが、
いよいよ今週末に、今回企画した作品の撮影を行うことになります。

昨年12月24日のロケ初日に井筒監督とお会いしてからというもの、
翌日の課題発表、28日の構想発表、一昨日の脚本発表と、
年末年始も関係なしにノンストップで映画制作の過程を歩む毎日です。

今日は番組ディレクターさんを交えて脚本の最終調整を行い、
週末のロケで利用する公園の利用許諾申請をしに区役所に出向き、
撮影計画を具体的に定めていくために、ロケハンを行いました。

監督が構想を思い浮かんでから実際に撮影するまでの間が殆どない近年のデパルマでは、
こうして綿密に作品を組み立て、入念に準備をするなんて経験はないに等しいものでした。


未来塾参加メンバーはそれぞれ、日中は、研究室なり、授業なり、バイトなり自分の時間を過ごし、
夜になると部室に集って納得のいくまで(あるいは疲れの余り頭が動かなくなるまで)打ち合わせをしています。一部のメンバー(まあ私もなんですが)に至っては、もはや部室に住み着いてデパルマ漬けの日々を送っています。(大学的にあまり好ましくないのでしょうが)

この一週間はまさに、近年のデパルマ史上最も濃い一週間になること間違いなしです。


今回は外部の方々にもエキストラなど多数の協力を得ての制作になります。
折角のお力添えを無駄にしないよう、全力で映画制作に取り組む所存であります。





と、まあそんな近況報告をしつつ、広報としてちょっと気になったことをひとつ。

この正月に全面的にリニューアルしたデパルマの公式HPですが、
実はその直前の12月23日と24日に突然アクセス数(しかも新規ビジターの)が伸びていました。

なにかデパルマが話題になるようなことがあったかなあと振り返ってみると、
そういえば23日の夕方から、光のページェントの一角で映画の撮影をしていたんですよね。

その際、通行人の方々に身分を明かしたほうが良いだろうと、
カメラマンが東北大映画部と背中に書いてあるベストを着ておりました。

きっと街中でカメラを回す私たちの姿、そして「東北大映画部」の文字を見て、
何をしているのだろうと検索してくださった方々が多くいたのでしょう。
いや、そうとしか考えられません。

おそるべしユニフォームのチカラ。


となると、3月に私たちがNHKに出ようものなら、どれほどのアクセス数になるのでしょう。

それまでには、今はまだ工事中になっているコーナーもきちんと完成させなくては・・・!


やることいっぱいだー



そしてそんな時に限ってまた部室のパソコンが一台壊れたーうわああああ




 新年早々熱く燃え滾るデパルマから目が離せないッ!





広報 とむ

2016年1月1日金曜日

新年あけましておめでとうございます

大変長らくご無沙汰しておりました。

2016年も東北大学学友会映画部デパルマをどうぞよろしくお願いいたします。


さて、予てよりスマホでの閲覧に耐えうるウェブ構築を目論んでおりましたが、
今日、新年を迎えると同時に、ようやく実現させることができました!

じつは、元旦リニューアルを目標に急ピッチでの構築を進めていたため、
いまだ工事中であるコーナーや、仮の画像を載せている部分もありますが、
ひとまず問題なく旧サイトを置き換えることができて安心しているところであります。

まだ公開できていないアーカイブスやコンタクトのコーナーはもちろんのこと、
イメージとは違う画像を仮置きしているだけの場所についても近日中には完成させたいと思いますのでお楽しみに。


2016年のデパルマは、何やら進化の予感が漂っております。

先月からJ:COMで放映が開始された『東北大学学友会デパルマシアター』は、さしあたり来月2月まで内容を差し替えながら放送される予定です。

さらに、3月の放送に向け、現在NHK教育『東北発☆未来塾』のロケが行われております。今まで部員それぞれが個人的に映画制作をしていたなか、全体で協力して一本の映画を作るというめったにない経験を積んでいる真っ最中です。

はてさて、デパルマがこんなにも陽の目を見てしまって大丈夫なのでしょうか…!?

でも、このようなイベントを通して、映画部としてはちょっと映画制作が滞りがちであったデパルマに、映画制作を楽しもうという雰囲気が再び芽生えてくれたらうれしいなとも思います。
さらには、いま東北大に通っている方々や、これから東北大に入学される方々で、映画に興味を持っている仲間たちがデパルマの仲間として加わってくれたらとてもありがたいです。


片づけなくてはいけない案件が重なってきて、何をどう優先すべきか迷いがちですが、新年早々ノンストップで駆け抜けていこうと思います。頑張ります。




広報 とむ

2015年4月2日木曜日

ご無沙汰しています

お久しぶりです。



上映会以後全く息をしていなかった映画部ですが生きてます。

こっそり活動してます。


先日無事GO∞HIPさんのライブDVDの引き渡しが終わり、

現在は乗馬部さんとアメフト部さんのPV制作に勤しんでおります。


もちろん、映画の制作も…??


明日はいよいよ入学式ですね。

新入生の皆さん、新歓シーズンでいろいろな部・サークルを見て回るかと思いますが、

我々も映画部室や新歓行事などで皆さんに会えることを楽しみにしています!



いい加減放置していられないということで、HPの復旧・更新作業を始めました。

すこしまだ私用で忙しい日々が続いておりますので、

新歓情報などを載せるまで時間はかかるかと思いますが、

こまめにチェックしていただければなと思います。





では。



あ、明日の入学式でカメラを持った怪しい集団を見かけても不審がらないでくださいね






広報  とむ

2015年2月17日火曜日

上映会は終了しました。

去る15日、今年度の冬季上映会『渡せなかったビタースイート』を開催いたしました。

いい意味でも悪い意味でもテキトーな我が映画部ですので、毎度のようにトラブルを抱えながらの上映会になってしまっている気がしますが、今回も部のメインパソコンのハードディスクの故障に伴うデータの消失などで、個人的にはまともな上映会を開催できるのか不安なところでした。

結局、当日朝に上映用のDiscを作成するという悪しき風習を受け継いでの上映会でした。準備・確認不足で、上映した字幕で後輩の作品のタイトルを間違ってしまったり、特設サイトを復旧しないまま当日を迎えてしまったり僕個人での反省点が多いのも事実です。


とはいえ、当日は当部関係者以外の方々にもたくさんお越しいただきました。

メディアテーク正面に掲げた大看板を見ていらっしゃった方もいるようで、うれしい限りです。

お配りしたアンケートへのコメントは全て拝見いたしました。素人の私たちが私たちなりに制作した13(+α)本の映画ですが、「楽しめた」、「感動した」など、ありがたい評価の数々に部員たちも喜んでおります。一方で、とくに運営面において、とても参考になるご指摘も多々頂きました。


従来の上映会の反省点としては、前夜までプログラムが確定しないことが多くて上映する作品の紹介が不十分だったり開始・終了見込時間が分からないために入りづらいことがありました。

そこで今回は、先に作品順と上映時間を決めてしまい、事前告知しようと試みました。また、せっかくアンケートを記入いただくのに、館内が真っ暗なままノンストップで作品が放映され続けるのもよくないだろうと、可能な限り作品の合間を開け、照明を点灯させることにしました。

所詮学生が好き勝手作った映画を自己満足で大スクリーンに放映するだけの上映会なので、あまり休憩時間を長くしてしまうと、多くの作品をご覧いただかずに帰ってしまうお客さんも増えてしまうかなと心配していた部分もあり、気休め程度の休憩しか設けなかったのですが、アンケートでは意外にも「アンケートをかけるようにもっと休憩時間を長くしてほしい」という声が多く、これは今後の上映会に反映させようと思っています。

また、メディアテークさんのスタジオシアターの入り口が奥まったところにあることもあり、せっかく7階までお越しくださった方々には分かりにくい部分もあったようです。そういう面で積極的に案内するような気配りが足りなかったことは事実ですので、これも今後の上映会の運営で徹底していかなければと思います。


近年のミラーレス一眼の発展や編集ソフトの充実で、画質などある特定の面でのクオリティーに限定すれば、間違いなくデパルマの作品も少しずつ進歩してきています。でも、素人でもプロ並みのものが作れる時代ですので、そんなことに満足している場合ではありません。撮影技術、演技、編集のセンス、作品構成、そしてそうして出来上がった作品を上映する時のもてなしかたまで、どうせ上映会をやるからには妥協なくいいものを目指していければいいなあと思います。

何が言いたいかというと、最終学年を目前にできることが限られてきた老害のわたくしめには、それを実現する機会がもうほとんど残されていないのです。いろんなことが分かってきて、いろんなスキルが身について来た時にはもうそれを活かす場がないというのは寂しいものです。だからこそ、こういうことはお節介でもしっかり後輩に受け継いでいかなきゃな、とも思うのです。

部員の人数比からして、現3年生がいまだ活動主体であるデパルマですが、現実的に3年生の引退は間近です。次回(の冬?)はきっとその集大成となる上映会になるのでしょう。今回ご来場いただいた皆さんがもしまたお越しくださったときに、「デパルマも進化したなあ」と思ってもらえるような、そんな上映会を開催できたらいいなと考えています。ぜひ、今後の上映会にも足を運んでいただけたら幸いです。


個人的には、一般ウケするような作品を作るよりかは、自分の撮りたいもの、形にしたい思いを作品にしたいと思っておりますが、それでも見に来てくれる方々に失礼のないよう、妥協しないで全力で制作しようと気持ちを新たにしています。どうぞご期待ください。




今後のデパルマの発展を祈りつつ。



広報  とむ